こころぐ

心が変われば人生が変わる

夕方30分の運動で良質な眠りと目覚めが手に入る

良質な睡眠は、脳だけでなく、体もほどよく疲れていてこそとれるものです。ところが現代人は「動かない生活」を送っている人がほとんどです。通勤は自動車か電車、職場でもデスクワークが中心という生活では、脳は疲れているのに体は疲れていないといったアンバランスな状態に陥り、睡眠の質が落ちてしまいます。

睡眠の質を上げる運動としておすすめなのが、ジョギングやウォーキング、水泳、ヨガなどの有酸素運動です。比較的ゆったりとしたペースで続けられるので、心地よい疲労感を得ることが出来ます。時間は一回につき30分ほどが目安です。

仕事帰りに行うのであれば、夕方の早い段階、寝る前の3時間前までを目安に終わらせるようにしましょう。この時間帯に適度な運動を取り入れると、ちょうど寝る前に体温が下がり入眠しやすくなります。逆に、寝る直前など、遅い時間帯に激しい運動をしてしまうと、交感神経が優位になって入眠を妨げてしまう原因となってしまうので注意が必要です。
平日は忙しくてなかなか運動をする時間がとれないという場合は、寝る前にストレッチするだけでも違います。筋肉のこわばりがほぐれることで全身の血流が良くなり、疲れがとれやすくなります。体も温まるので、より入眠しやすくなります。手軽ですし、リラックス効果もあります。